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シャンプーの成分表示の見方を美容師が解説します!

2020/02/14

まず初めに。

シャンプーは本当に大切です。

ヘアケアにおいても、頭皮環境においてもかなり影響が出る大切なものです。

ただ、、、いいシャンプーを選ぶのは難しいという人もいるかと思います。

シャンプーってカタカナばかりで何が入っていて、どんな効果があるかわからない人も多いはず。

なので今回はシャンプーの成分の見方。ということでまとめていきたいと思います。

かなりマニアックな記事になりますので、知りたい人はみてください。

 

 

【「成分表示の順番=配合量が多い」は信じない】

成分表示は配合量の順番である!

というのをみますが、これは半分正解という感じです。

基本的には配合量で順番が決まっていますが配合量が1%以下の成分は、その後に順不同で表示しています。

ほとんどのシャンプーが最初に「水」がきます。

その後に洗浄成分がきて、内容成分がくる。

というのが王道の配合になりますが、どこまでが配合量が1%なのかがわからないのです。

ここが成分表示の恐ろしいところ。

だっていいと言われている成分をほんの少しだけでも入れたら配合量に足すことができます。

表記の上にいい成分入っているから最高〜♪

と思ったら配合量が少なくて効果がない!なんてことにも。

表示成分からその商品の良さを感じるのはざっくりとはできますが、あくまで予想ということをお忘れなく。

わかりやすいように例をみてみよう


 

水, ラウレス硫酸Na, ラウリル硫酸Na, コカミドプロピルベタイン, 香料, コカミドMEA, 塩化Na, 安息香酸Na, EDTA-4Na, クエン酸, エチレンジアミンジコハク酸3Na, PEG-60アーモンド脂肪酸グリセリル, リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸, PG, グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド, パンテノール, パンテニルエチル, アロエベラ液汁, ナイアシンアミド, メチルクロロイソチアゾリノン, メチルイソチアゾリノン, クエン酸Na, キシレンスルホン酸Na


この成分表示を見て疑問に思うはず。

どこまでが1%以上?となりそうですが実はこれはわかりやすくて。

香料を1%も入れるシャンプーなんてないので香料は1%以下。

香料より後ろは全部1%以下です!!

つまり、、、


香料, コカミドMEA, 塩化Na, 安息香酸Na, EDTA-4Na, クエン酸, エチレンジアミンジコハク酸3Na, PEG-60アーモンド脂肪酸グリセリル, リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸, PG, グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド, パンテノール, パンテニルエチル, アロエベラ液汁, ナイアシンアミド, メチルクロロイソチアゾリノン, メチルイソチアゾリノン, クエン酸Na, キシレンスルホン酸Na


これ全部1%以下です!!

5番目に香料だからいい香りなんだろうな〜。とか。

香りにこだわっているんだろうな〜。

というのは違うので気をつけてくださいね!

 

ただ勘違いしてほしくないことは配合してある内容成分はかなり大切になります。

配合量が多い。と勘違いしないでほしいだけなのでお願いします。

 

【内容成分を細かくみていこう】


「界面活性剤」

配合目的→洗浄作用、汚れを落とす

一般的な原料

  • アニオン界面活性剤
  • 両性界面活性剤

「コンディショニング成分」

配合目的→きしみをなくす、髪を保護する

一般的な原料

  • カチオンポリマー
  • カチオン界面活性剤
  • タンパク質誘導体
  • シリコーン誘導体
  • 天然油
  • エステル油

「増粘剤、油剤」

配合目的→液に粘土を出す

一般的な原料

  • セルロース誘導体
  • 合成ポリマー
  • 無機塩類

「毛髪保護剤、湿潤剤」

配合目的→毛髪保護、補修

一般的な原料

  • タンパク質誘導体
  • 多価アルコール
  • 多糖類
  • 天然油
  • エステル油

「香料、その他」

配合目的→製品の特徴づけ

一般的な原料

  • 香料
  • 紫外線防止剤
  • 清涼剤
  • 酸化防止剤
  • 金属封鎖剤

「防腐剤」

配合目的→製品の安定化、腐敗防止

一般的な原料

  • パラベン
  • 安息香酸塩

シャンプーは水、洗浄成分が中心に作られていますが他にも色々な成分が入って作られています。

しかしそれだけではなく色々な内容成分の変化によって頭皮と髪の毛に影響を与えています。

【成分表示で確認してほしいこと】

  • 洗浄成分
  • 有能成分

この2つをしっかりと確認してほしいです。

まず大切なことは洗浄成分の特徴をしっかりと理解すること。

髪質やダメージレベル、そして頭皮環境に合った洗浄成分が本当に大切になります。

例を挙げると、

健康毛で頭皮の油分が多い人はアミノ酸系シャンプーのようにマイルドな洗浄力は向いていません。

洗浄力がマイルドすぎるので汚れを落としきれないのと、健康毛で髪の毛が持っている油分が多いため少しベタつく恐れがあります。

ダメージ毛で頭皮が乾燥しやすい人にこそアミノ酸系シャンプーは向いています。

 

有能成分もしっかりと確認しておくといいです。

髪の毛がフワッとしやすい人や広がりやすい人は油性成分が入っているシャンプーが収まりを良くしてくれるのでおすすめです。

乾燥毛の人はコラーゲンやヒアルロン酸が入っていると保湿してくれます。

何種類か紹介します!

 

ペリセア(化粧品表示名称:ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)

1分間程度の短時間でも毛髪の深部に浸透して補修する成分で補修力が高い

リピジュア(化粧品表示名称:ポリクオタニウム-51)

日油株式会社が持つ、保湿力がかなり高い成分

アセチルヒアルロン酸

ヒアルロン酸の2倍の保湿力を持つ成分

 

など効果の高い成分が入っている場合はこだわって作られている場合が多いです。

【まとめ】

今回はシャンプーの成分表示の見方について解説していきました。

裏を見てもわからない、、、となりますがどんな効果があるものが入っているかはわかっていただけたと思います。

まず確認してほしいところは「洗浄成分」

というより洗浄成分だけは確認してほしいです!

そして伝えたいこととすれば

「成分表示の順番=配合量が多い」

ということはないので覚えておいてほしいです。